
電車編(地上版)
作:もぐりん
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| こんにちは。初めまして。おいら鳴鯛まこと。でへへ。 最近は本当にカラダの発育がいいおねえさんばかり。そんなおねえさんのカラダにおいらコーフンしちゃうんだ。まだまだ純情ボーイなおいらだけど、たまたまおいらが通りかかったとき、悩みがあったらぜえったい教えてほしいな。おいらが代われるものなら代わってあげるよ。どうぞ気軽に言ってほしいな。ぐひひ。 別に悩みなんてないって?何も言わなくてもわかってるって。女の子っていろいろ大変なんだよねえ。どひ、どひひひひ。 報酬?なんかくれるの?いや、やっぱりお金はもらえないよ。おいらが満足できれば、それが何よりの報酬なんだから。そりゃあもう、楽しませてもらうってことで、でへへ。 さて、今回の獲物は…。 おいら電車が好きなんだ。見るのも好きだけど、乗るのもね。特に朝のラッシュなんか最高に好き。でへへ。 色んなおねえさんが乗ってる。女子高生、女子大生、OL。もちろん、短大生や専門学校生、保母さんや看護婦さんのことだっておいら片時も忘れちゃいない。もっと言うならバイトやパートのおねえさんだって。 交わす言葉も寒いこの街。普段知らない同士、全然赤の他人がこうして肌を触れ合い、体を密着させるなんて。なんて素晴らしい乗り物なんだ。 みんな一言もしゃべらず、黙ったまま。でも心の中ではおいらと同じシアワセな気持ちのはずさ。もちろんおねえさんと触れ合ってるときなんだけど。でへへ。 今日はかわいい女子高生を見つけて彼女に後ろから近づいたんだ。 満員電車だから体が触れ合うのはしょうがないよね。ぐひひ。 ポニーテールから漂うシャンプーの香り。ん〜、テイスティー。 セーラーカラーの小さな肩。かわいくてきゅっと張りのあるヒップ。うう、抱きしめたいっ。 電車がゆれるたびに彼女に密着っ!サイコーにたまんねえっす。でも不可抗力だもんね。訴えるんなら電車を訴えてくれ。 おいらと彼女をへだてるのはもうおいらのシャツと彼女のセーラー服の2枚の薄い布切れだけ……。 電車のゆれを利用しておいらのアレを彼女にぶつけ続ける。気持ちいい。たまんない。好きだ。この気持ち、彼女は気づいてくれるだろうか。 この気持ちを、彼女にあげよう。 そうしたら、彼女もきっとわかってくれる。 そして、彼女もおいらのことが好きになってくれるに違いない。 そしたら、ふたりは、こ、恋人同士……。ぐふ、ぐふふ。 恋人同士になりたいな……。 「なりた〜い☆」 そう唱えると、視界がまたたいて、おいらは彼女になっていた。 なんだか眠い。でもおいらにはやるべきことがあった。 学生カバンを持っていたが、そんなもの手を離しても落ちたりはしない。おいらと他の客との間にはさまれているからだ。 おいらは遠慮なく両手で自分の胸をつかんでみる。見かけによらず意外と大きくて、そして柔らかい。 気持ちいい。乳首が硬くなってきた。 おいらはこころゆくまで胸を揉みつづけるのであった。どひひ。 *** 倉田まりなの場合 *** ぼーっとして、色んなことをとりとめもなく考えていた。眠いので、少しうとうとしていた。ときどき夢の中に逃避する。やだな、満員電車なんて。今日も痴漢が出ませんように。 ところが。後ろのオジサンが私のお尻の下あたりに何かを当ててくる。まさか……。 そしてオジサンはくぐもった声でこう言った。 「なりた〜い☆」 変質者だ。いやだ〜!とっさに判断した私は体を前によける。当然私の前にいる人と密着することになる。でも前にいるのは私と同じ高校の制服を着た女の子だからだいじょうぶだ。え?こんな子乗ってたっけ?寝ぼけているうちに途中の駅から乗って来たのかもしれない。 なんだか股間のあたりに違和感がある。何かが私の股間にあった。それが前の子のお尻の辺りに当たって、変な感じになる。それはなんて言うか……それは……気持ちいい。 何?何があるの?私は自分の股間にあるものを確かめてみた。 え?何これ〜!!
おいらが胸を揉んでいると、後ろからお尻の下辺りを突っついてくる奴がいた。きっとおいらになった彼女だ。おいらの気持ちをわかってくれたんだ!これでふたりは恋人同士さ。でへへ。 おいらは彼女にお尻をこすりつけてやると同時においらの胸をさらに激しく揉みつづけるのであった。ぐひひひ。 そんなおいらたちの邪魔をするやつがいた。 「ちょっと、やめなさい!うちの生徒に何してんの!」 女の声がして振り向いてみると、川島なおみ似の女性が水野晴郎似のおっさんの手をつかんでいた。 おっさんは頭のてっぺんが薄く腹は出て人生に疲れきった感じで死んだ目をしていた。 こんなすけべおやじには死んでもなりたくないなあ。でもどこかで見たような気もする。 一方女性のほうは大人の魅力で胸は豊満でスーツの胸元からくっきり谷間をのぞかせていた。ほわんといい香水の香りがする。乙女心をくすぐるわ。ぐふふ。こんな先生となら女どうし禁断の関係になりたいわ。でへへへ。 「なりた〜い☆」 そう唱えると、視界がまたたいて、おいらは彼女になっていた。 おいらは急にすけべなおっさんに対する憤りをおぼえた。が、そんなものは禁断の関係の前では取るに足りないものだ。 おいらはおっさんの手を離すと女子高生の肩に手を置いた。 「もうだいじょうぶよ、鈴木さん。一緒に学校へ行きましょう」 おいらは適当にそう言うと、彼女に耳打ちした。 「こんなすけべおやじはほっといて私とイイことしましょ」 *** 辛島なるみの場合 *** うちの学校の女子生徒の後ろの男がなにやら盛んに腰を女子生徒にぶつけている。見ていると女子生徒のお尻のあたりに手をやって何かし始めた。痴漢だ!私は男の手をつかんだ。 「ちょっと、やめなさい!うちの生徒に何してんの!」 「か、辛島先生……」 男は困ったような表情でくぐもった声で言った。 なぜ私の名前を知っているのだろう。学校の関係者だろうか。 女子生徒はと見ると潤んだ目で私を見ていた。ひどいことをされたのだ、無理もない。 そして彼女はこう言った。 「なりたーい☆」 視界がまたたいて、私の目の前に私がいた。 私は急に体が熱く興奮しているのを感じた。 目の前の私は私の肩に手を置いて耳打ちをした。 「こんなすけべおやじはほっといて私とイイことしましょ」 何がなんだかわからない。でも体は熱く反応していた。
電車が駅に着き、同じ制服の女子高生達が降りはじめたので、おいらも彼女の手をひいて降りることにした。彼女はわけがわからないらしく潤んだ目でおいらを見ている。 後ろからあのおっさんもついてくる。 突然横から「辛島先生。おはようございます」と声をかけられた。 声の主を見るといい男だ。おいらの体が反応する。きっとこの女の先生がこの男を好きだったに違いない。おいらは女子高生をほっぽって、男に寄り添って行った。後ろで女子高生がおっさんにつかまってもみあっていたようだがそんなの知らない。 男は沢村という体育教師だった。 おいらは沢村とアフターファイブの約束をして、沢村の後について職員室に入っていった。 「おはようございます。私の席はどこだったかしら?」 他の先生にけげんな顔をされたが席を教えてもらった。辛島先生は英語の教師だった。おいらに英語なんて教えられるわけがない。机の上に時間割があったので、それを見てクラスを探しながら行った。 「おはよう。今日は自習にするわよん。わりーけど」 男子生徒から「ええ〜?」という声があがった。おいらが一目ぼれしただけあって辛島先生は人気があるようだ。 「じゃあ、読者サービスよん。だっちゅうの♪」 だっちゅうのポーズをプレゼントしてやるとどよめく教室をあとにしておいらはトイレへと向かった。おっといけねえ、女子トイレの方だった。 そして個室に入ったおいらは女体の神秘をくまなく探索したのであった。ここでは詳細は省くけどね。 いやあ、たまんねえっす。辛島先生サイコー。どひひ。 んで、あとの授業も適当に自習にしてやり過ごした。 いい加減揉み疲れてきた頃、授業も終わり、おいらは沢村と一緒に学校をあとにした。 人目を気にしながら駅前でタクシーを拾って繁華街に着いた。 沢村はレストランでご馳走してくれた。いや〜、ごっつぁんです。女は得だね〜。 食事のあと裏通りのラブホテルへ。 服を脱いでシャワールームに入ると鏡があった。辛島先生、脱いでもすごいんです。 ジャンプしてみると、おおお、胸がはずむとはこのことなんですねえ。 シャワーを浴びる。シャワーが乳首とかあそことかに当たると、びびび敏感なんだなあ、女って。たまりません。 でそのあと沢村とコトに至り女の絶頂を味わった。またまた詳細は省くけどね。いやあ、女ってサイコー。ぐふふ。 沢村にはほんとにいい思いをさせてもらったので、お礼に入れ替わって女の絶頂を味わわせてあげた。オラオラオラって感じでね。 沢村も喜んでたと思うけど。
今日は女子高生と女教師を体験できたよ。でへへ。 満員電車ってホント楽しいよね。 でもまあ、また何か困った事があったら何でも相談してよ。今度は君の街に行くかも知れないよ。そんじゃまたねー。どひひひ。 すんません、こんなんで。 終盤はしょりました。 まあ「早いのが取り柄の岡本のぶと君」てことで。 ポイントは入れ替わる前の相手の感情をひきずるってところ。 真城さんすみません。 すんません、さんざん待たした挙句がこんなんで。 もぐりん最後の作品です。 いやあ、鳴鯛くんってほんといいですね。 鳴鯛くんは自由奔放、天真爛漫、痛快無比、傍若無人、おかまいなし、なところが良いです。 女の子になった戸惑いが重要、と言われるTSFにおいて鳴鯛くんはなりたいときになれる!楽しみたいだけ楽しむ!という違った特質を持っています。 本能のままに生きる鳴鯛くんよ、今こそTSF界に飛び立つのだ!
この作品はジョーカー師匠のDarkRosesの地下室に掲載されたもぐりん作品に加筆したものです。 鳴鯛くんはジョーカー師匠提唱によるシェアワールド(複数の作家で設定を共有するってこと)です。 このたびジョーカー師匠の許可を得て地下室にあったものを引っ張り出し、また設定ファイルも掲載させていただきました。感謝です。 さあ君も鳴鯛くんを書いてみよう! でへ、でへへ。 2002.1.19 もぐりん |
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